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🌀 フィボナッチ数列とらせんラボ

直前の2つの項をたすと、
正方形がらせんをえがく

フィボナッチ数列(1, 1, 2, 3, 5, 8, …)は、直前の2つの項をたして次の数をつくる数列です。この数を1辺の長さにした正方形を並べていくと、自然にらせんがあらわれます。

フィボナッチ数列は、もともとウサギのパズルから生まれました。イタリアの数学者フィボナッチは、「1つがいのウサギが毎月1つがいの子を産み、生まれた子は2か月後から子を産めるとすると、何か月後には何つがいになるか?」という問題を考えていて、この数列を見つけました。そのルールは意外にもシンプルで、前の2つの数をたすと次の数になる、というものでした。

おもしろいのはここからです。これらの数を1辺の長さにした正方形を順に並べると、ひとりでにらせんの形があらわれます。さらに、となり合うフィボナッチ数の比(8÷5や13÷8など)は、項が大きくなるほど黄金比(φ≈1.618)という特別な値にどんどん近づいていきます。黄金比は昔から、もっとも安定していて美しい比率だと考えられてきました。

このらせん模様は教科書の外にもあらわれます。ヒマワリの種の並び方、松ぼっくりのかさ、オウムガイの殻の断面にも、よく似たらせんが見つかります。スライダーを動かして項を増やし、正方形がどう大きくなるか、比がどこまでφに近づくかを確かめてみましょう。

項の数8
最後の2項の比
1.625
黄金比 φ ≈ 1.618